手刷り印刷屋「後藤ガリ版印刷所」|福岡県うきは市|レトロなイラストの販売|印刷ワークスペース、ワークショップ|

ガリ版印刷とは

正式名称は謄写(とうしゃ)印刷。電力を使わない手刷りの印刷技法です。明治時代~昭和前半にかけて軍・役所・学校などで盛んに使用されました。
印刷技術の発達にともない使用される機会が減り、現在道具や材料など消失の危機に瀕しています。
 

道具

ロウ原紙

ロウ原紙

表面に蝋をひいた紙。この紙で版を作ります。
木版画における版木・銅版画における銅板と同じ役割をこの薄い紙がはたします。
鉄筆

鉄筆

版を彫るためのペン。細い線用・広い面用など用途に応じて使い分けます。
鉄ヤスリ

鉄やすり

このヤスリの上にロウ原紙を置き、鉄筆で彫ります。表面に細かい目があります。文字用・絵画用などいろいろな種類があります。
ガリ版印刷機

刷り台

単純な構造で当印刷所では自作しています。この刷り台にロウ原紙をセットし、印刷します。

工程

下絵制作の様子

下絵

 広い面を塗りつぶすのは難しいです。初心者は線を中心とした下絵からはじめます。

ガリ版製版のようす

製版

ロウ原紙の蝋を鉄ヤスリ・鉄筆を使って削り取ります。
削った部分のみインクが通り抜けます。
印刷の様子

印刷

ロウ原紙をスクリーンに貼り付け、ローラーで印刷します。うまく製版出来ていれば、何百枚と印刷することが可能です。
ブログにてガリ版の技法や日々の実験について書いています。ガリ版についてもっと知りたい方はぜひご覧ください。