ガリ版鉄筆の使い分けガリ版のやり方 / 2024年12月21日 ガリ版の彫る道具、鉄筆。たくさんの種類がありますが。版画を描く際、私がよく使う4本を紹介します!あくまで私のやり方ですので参考程度にご覧ください^^両面テーパ―レス鉄筆 細い鉄筆です。両側使うことができます。微妙に太さが違いますが、私は使い分けはしていません。(繊細な字や絵を描く方は使い分けているかもしれません)服のしわなど極細の線を描くときに使っています。C以外のヤスリでは溝に引っかかってしまい少々使いづらいです。ヤスリの種類についてはこちらの記事をご覧ください。太字鉄筆 私が一番よく使う鉄筆です。下絵をロウ原紙にいうつすとき、線を彫るとき、細かいつぶしを彫るときに使います。ガリ版で版画をするならば、まずこちらの鉄筆を手に入れることをおすすめします。バチ型鉄筆 広い面つぶしをする際に使います。 上の写真のように少し立てて、先の方を使います。塗りつぶしのコツはこちらの記事をご覧ください。ヘラ型鉄筆 紙やすり製版をする際使います。紙やすり製版はロウ原紙が破れやすいです。この鉄筆の底の丸い部分でガリガリするとうまくいくことが多いです。紙やすり製版の詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。鉄筆の入手方法ヤフオクやメルカリなどで入手できます。また当印刷所では年2回の仕入れ時期に合わせて、業者からの代行仕入れを受け付けています。詳細は問合せフォームよりお尋ねください。ガリ版鉄筆まとめガリ版の鉄筆はたくさんの種類があります。ここで紹介した以外にも点線用やさきが球体のものなど。インクの切れたボールペンや銅版画用のバニッシャー、ガラスペンなどで代用することも可能です。いろいろ試して自分に合う1本をぜひ見つけてみてください!電子書籍 ガリ版基本のやり方販売中! はじめてガリ版をやる方に向けて、最低限の知識をシンプルにまとめました。390円(税込) 購入はこちら